No.19 確率の基本性質
目標
1.排反事象を理解する
2.集合と事象を理解する
時間割
和事象と積事象については深入りしない。排反事象や空事象も簡単な説明に留めることを心がける。加法定理の証明も集合で行っているので、場合によっては省略しても良い。
できる限り生徒の活動時間(問題を解く時間)に充てる。生徒がきっちり予習してくる学校であればその限りではない。
No.18 いろいろな事象の確率
目標
1.組合せを用いて確率を求める
時間割
組合せを用いて確率を求める体験をする。「小テストや補充プリント」は前回の例題等で不足した時間に充てて良い。
No.17 事象と確率~同様に確からしいときの確率
目標
1.確率の定義を理解する
2.順列の概念を確率でも扱えるようにする
時間割
生徒の活動の時間が短くなるが専門用語の説明に専念する。「根元事象」という用語は生徒の状況によっては深入りしない。
「順列」「組合せ」を用いて確率を求める体験ができれば上等で、時間的に厳しければ中学校までの復習(例題9)程度でも良い。
No.29 平方完成とグラフ
目標
1.平方完成を理解する
時間割
2次関数における最初の山場であることを口酸っぱく伝え、脱落者ゼロを目指す。生徒の状況によっては x の係数が奇数になる問題は簡単な扱いで良いと思われる。逆に分数係数や文字係数などをここで取り上げても良い。
No.28 y=a(x-p)^2+q のグラフ
目標
1. y=a(x-p)^2+q のグラフを理解する
時間割
前に書かせる問題では最初の1問を実際に書いてやると良い。頂点、軸は必ず解答する習慣をつけさせる。
No.27 y=ax^2+q , y=a(x-p)^2 のグラフ
目標
1.y=ax^2+q のグラフを理解する
2.y=a(x-p)^2 のグラフを理解する
時間割
軸の方程式が難しく感じられる生徒がいる。y=a(x-p)^2 のグラフではy切片を記入すると良いことを伝える。